湯村温泉郷と竹中英太郎記念館

塩澤寺の厄除け地蔵尊大祭

2月13日~14日、塩澤寺厄除け地蔵尊大祭の交通規制があります。

2009年2月13日の日記が写真入りで、「厄除け地蔵尊祭り・・・・」湯村の杜 竹中英太郎記念館の館長さんです。
「こころの気圧配置図」ブログで、2009-02-13「暖かかった厄地蔵」の記事と写真があります。
「ゴンザの本棚」で、2009年2月14日「厄地蔵さん」も「今年は初めて14日の午前中に参拝」とお書きになった恒例の愉しい記事です。

塩澤寺
塩澤寺地蔵堂は昭和24(1949)年2月18日に指定された国指定重要文化財です。
これは自然の岩盤を台座とした鎌倉時代末期の作である石の地蔵菩薩の覆堂である。桁行4間、梁間3間、寄棟造、柱は全て円柱、屋根は現在茅葺型銅板葺きの建築で、内外の間仕切りは当初格子戸で仕切られ、三方は板壁で、密教系仏堂らしさが認められる。建築年次は不明であるが、斗栱(ときょう)や木鼻彫刻などの細部手法や全体の構造から、室町時代末期と推定されている。昭和32(1957)年の解体修理によって復元されました。
(山梨県教育委員会の掲示を参考にしました)
参考・神社建築用語寺院の建築様式京都の文化財-寺院建築

大同三年(808)年、真言宗の祖 弘法大師空海上人が諸国を衆生救済の行脚ををされたおり、当地にて厄除地蔵菩薩の霊験を感ぜられ、大師自らが6寸(18cm)あまりの坐像(現在は秘仏)を彫刻され、その尊像をご開眼されたのが当山の始まり(開創)です。
天暦9(955)年、空也上人(踊念仏の高僧)が全国遊行の途中、その素晴らしい霊験著しきに6尺(1.8m)有余の開扉仏(公開仏)を彫刻安置し、それより福田山塩澤寺(開基)といいます。

【塩澤寺公式ホームページより引用】

毎年2月13日正午~14日正午の塩澤寺の厄除け地蔵尊大祭
この時だけお地蔵さまの耳が開き願い事を聞いてくださるのだそうです。

2007年、湯村温泉通りは大変な混雑でした。
塩澤寺の厄地蔵 塩澤寺の厄地蔵
地蔵菩薩覆堂の屋根に乗っている構造物は何でしょう?
塩澤寺の厄地蔵 塩澤寺の厄地蔵
今年は特に斗栱に注目してみました
塩澤寺の厄地蔵 塩澤寺の厄地蔵

舞鶴の松の西側、2007年2月
塩澤寺
舞鶴の松の東側、2007年5月
塩澤寺