横溝正史と竹中英太郎

横溝正史展 根津記念館 夏の特別企画展

2011年7月16日~8月28日、山梨県山梨市にある根津記念館で、夏の特別企画展 横溝正史展~幻想と怪奇の系譜~が開催されました。2008年10月10日、開館前日に下見して以来、2年半以上経過した初訪問になりました。
横溝正史
根津記念館入口
登録有形文化財の長屋門「平等(ひらしな)」です。
青山荘
横溝正史
入口を入ると目の前ですが、左に進みます

主屋 青山荘と渡り廊下でつながる
横溝正史
2007.12.05(平成19)登録の有形文化財です
展示棟「八蔵(はちくら)」入口 右が企画展示室
横溝正史
左は常設展示室で根津嘉一郎の生涯を紹介しています。

横溝正史展では、東京都世田谷区の世田谷文学館(公益財団法人せたがや文化財団)、立教大学の江戸川乱歩記念大衆文化研究センター(旧江戸川乱歩邱)二松學舍大学、東京都豊島区池袋にある光文文化財団のミステリー文学資料館、そして地元の横溝正史館(山梨市)、湯村の杜 竹中英太郎記念館(甲府市)から提供された横溝正史と江戸川乱歩に関係する資料が多数展示されていました。
館内では撮影はできませんから写真はありません。

常設展示室の根津嘉一郎関係展示はとても興味深いものがありました。山梨県出身の経済人については、2008年に甲府市の旧県民情報プラザで開催された「風林火山なるほど時代館」の隣に展示された史料パネルでも見ていましたが、根津嘉一郎についてこれほど詳しくはなかったと思います。展示室には有名な根津ピアノも置かれていました。

展示館を出ると左は旧根津家住宅土蔵が見えます
横溝正史
この土蔵には今回は入りませんでした
展示館の前に主屋のお風呂場か
横溝正史
主屋の東入口からは入れません
横溝正史
大磯から移植された大きな松の木
横溝正史
入口から右に庭園があります
横溝正史
燕子花(かきつばた)という名の茶室
横溝正史
裏に廻ると主屋の全体がよく分かります

根津記念館をご訪問の時はぜひフルーツ公園にある横溝正史館と甲府市湯村温泉郷にある湯村の杜 竹中英太郎記念館にもお立ち寄りください。

フルーツパークへの道は「案内図」を参照してください。公園内に入ったら富士屋ホテルを通り過ぎてさらに上ると右に横溝正史館が見えます。開館直前に訪問した時の記事もご参照ください。

竹中英太郎記念館には国道140号線(雁坂みち)を西へ、甲府市に入ったら「韮崎・昇仙峡方向を示す道路案内標識」に従い愛宕山のトンネルを抜ける一本道が山の手通りにつながります。JRをご利用の場合は甲府駅南口から路線バスが利用できます。竹中英太郎記念館ホームページに地図があります。