横溝正史展では、東京都世田谷区の世田谷文学館(公益財団法人せたがや文化財団)、立教大学の江戸川乱歩記念大衆文化研究センター(旧江戸川乱歩邱)、二松學舍大学、東京都豊島区池袋にある光文文化財団のミステリー文学資料館、そして地元の横溝正史館(山梨市)、湯村の杜 竹中英太郎記念館(甲府市)から提供された横溝正史と江戸川乱歩に関係する資料が多数展示されていました。
館内では撮影はできませんから写真はありません。
常設展示室の根津嘉一郎関係展示はとても興味深いものがありました。山梨県出身の経済人については、2008年に甲府市の旧県民情報プラザで開催された「風林火山なるほど時代館」の隣に展示された史料パネルでも見ていましたが、根津嘉一郎についてこれほど詳しくはなかったと思います。展示室には有名な根津ピアノも置かれていました。
根津記念館をご訪問の時はぜひフルーツ公園にある横溝正史館と甲府市湯村温泉郷にある湯村の杜 竹中英太郎記念館にもお立ち寄りください。
フルーツパークへの道は「案内図」を参照してください。公園内に入ったら富士屋ホテルを通り過ぎてさらに上ると右に横溝正史館が見えます。開館直前に訪問した時の記事もご参照ください。
竹中英太郎記念館には国道140号線(雁坂みち)を西へ、甲府市に入ったら「韮崎・昇仙峡方向を示す道路案内標識」に従い愛宕山のトンネルを抜ける一本道が山の手通りにつながります。JRをご利用の場合は甲府駅南口から路線バスが利用できます。竹中英太郎記念館ホームページに地図があります。