生誕百年記念特別展初日 2006年9月15日
竹中英太郎記念館特別展の初日です。
各地から届けられたお花が壁面の挿絵原画の下に並べられていて、モノクロの挿絵で埋めつくされた記念館の室内に生誕百年記念の華やいだ雰囲気をかもし出しているようでした。
2階には挿絵原画と対比してガラスケースの中にその挿絵が使われた雑誌小説のページが開かれています。
何度も記念館におじゃましていますが、今回初めて印刷されたものと原画とをまじまじと見比べました。
それらの原画のなんと繊細な事か。一本の線、ひとつの点がぴしっと決まっている(俗な表現しか出来ないのが恥ずかしい)。
一枚の原画が雑誌では見開き2頁に分かれているものもあるのですが、それを計算して制作されているとも思えます。
百聞は一見にしかず、まさにそれしか言いようがありません。